◇◇ 群馬県 谷川岳ハイキング 思い出記録 ◇◇
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登山日: 2019/09/14(土)
場 所: 群馬県 谷川岳 1,977m 
メンバー: 単独
コース : 谷川岳ロープウエイ7:10 - 天神平7:25 - 熊穴沢避難小屋(小休止)8:25
  - 天狗の溜まり場09:05(小休止) - 肩の小屋(小休止)10:05
  - トマの耳10:30- オキの耳11:05(昼食タイム) - 肩の小屋12:05
  - ロープウエイ14:25 - 駐車場着14:50
  約7時間40分コース(昼食タイム・休憩含む)
地 図 : 群馬県 谷川岳ハイキング

 群馬県人たるもの年に一度は登ってみたいと思っている山、「谷川岳と尾瀬ハイキング」、心にはいつも気に留めているのだが今年は例年以上に腰が重たくてなかなか実行できずにいた。
 数日間天気予報とにらめっこしてようやく決定。優柔不断がますます顕著に。8月の異常な暑さでハイキングの練習もおろそかになり体力の心配を抱えながら行ってきました。

 昨年と同じように赤城SAによって谷川方面の雲の状況を確認、まずまずの状況です。谷川岳の駐車場に到着すると三連休の初日とあって交通整理に忙しそう、意外と早くに到着したのでここで朝食タイム、7時からの切符売り場にはすでに行列ができている。
 この天気ではどこの行楽地に行っても行列が発生するだろうなどと考えながら・・。天神平に着くと素晴らしい青空が迎えてくれ、周辺の山がくっきりと見渡せる。

 天神平から見る景色は青空とのコントラストが素晴らしい、今日はハイキングもぞろぞろと・・の表現がぴったりです。
 人波にそってハイキング。この夏は運動をサボったので足腰が心配だがはたしてどこまで通用するのか、だめならば直ぐにUターンする覚悟はできている。避難小屋までは何事もなく、これならばと行けそうな雰囲気がしてきた。

 今まではハイキングコースのようであったが、ここからは本格的な登山道、列をなして登っていく。急坂を越えてしばらくすると「天狗の溜まり場」に到着しここで小休止。
 空を見ると山頂付近に雲がかかり始めた。天神平付近のハイカーが「こんな天気のいい日に来たのは初めてだ」とか言っていたが山の天気はすぐに変わるものだ。

 標高を上げるにつれてガスで周囲が見えなくなり、心の中では「日程を間違えたかな」と考えながら進むと、ガスの中にぼんやりと山小屋が見えてきた。
 小屋前の広場もハイカーがいっぱいだが隅の方で小休止。すると突然ガスが切れ始めて周囲が見渡せるようになってきた。
 このチャンスとばかり山頂を目指す、青い空の中で谷川の風景を堪能することが出来た。タイミングが奇跡だったかもしれない。

 気持ちのいい風が吹き、合わせて雲の動きも早く10秒後には景色が変わっている。
 トマの耳で景色を見ていると突然にオキの耳が見えてくる、早速移動するとガスの流れが群馬県側から新潟県側にすごいスピードで流れ込んでいる。時々切れて視界が見えるのが幻想的であった。
 この辺で体調の変化が現れる、左の膝に痛みを感じてきた。日頃の運動不足がここで現れ始める。

 十分に景色を楽しみ雲の変化も見ることが出来満足、後は下山のみだが体力が心配、膝の痛いのは下山時に効いてくるのでなるべく負担を掛けないような体制で下りる。
 それでも急坂の場所もあり慎重にストックで体を支えながら下りてきた。下りの時間はいつもより30分程度遅いかもしれない。
 大勢のハイカーが登った中には足が攣って動けなくなったり、避難小屋で横たわっていたりで何人もの人がダメージを受けてた模様、私もその中の一人だったかもしれない。
 今年の念願であった「谷川岳」だけでも登れたことはまずはメデタシである。これで最後とならないように訓練を心がけよう。
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